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秋吉台の西部にある山間の町、美祢は嶺を意味し、地下資源にめぐまれ、化石の宝庫としてもよく知られている。
市内から発掘される化石は古生代、中生代、新生代にわたるもので日本列島の形成過程をあとづけるうえで貴重な資料となっている。
「資料館」は昭和55年1月に開館し、展示室には220年つづいた有形民俗文化財である伊佐売薬資料、考古資料の埋蔵文化財、わが国最大の無煙炭田の大嶺炭田資料なども展示されているが、故岡藤五郎氏収集の約10万点に及ぶ化石資料がとくに有名である。
この古生代(2億2000万年前)のフズリナ、中生代(1億8000万年前)のイチョウ葉、ゴキブリの羽、新生代(60万~11万年前)のオオツノシカなどの資料が世界的に珍しいものとされ、中生代三畳紀美祢層の植物化石も名高い。
■山口県美称市大嶺町■